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Koba atsu

Author:Koba atsu
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Italian Volume4 ”c-fileビショップの使い方”

Italian Volume4ではc1とc8のビショップについて話していきます。

fgulgelrs.png

まずc1とc8のビショップの展開できる場所としては、ともにgとeのfileに出していくことが考えられます。

まずはg-fileに出すほうを考えてみましょう。
Bg4やBg5はナイトとクイーンがピンになっているため、一見強力に見えます。
しかしピンというのは手前の駒にプレッシャーをかけていくことで効力を発揮しますが、今回f3のナイトが効いているd4-e5は固く守られ、逆に黒のf6ナイトが効いているd5-e4にも有効なアタックはありません。

このためピンにされているナイトは動けはしませんが、逆にいうと相手に動かされる心配もないわけです。
ここで先週のナイトの使い方が重要になってきます。
先週の話ではナイトはセンターとキングサイドをにらむg3に向かわせ、f5のアウトポストを狙うのがいいと話しましたが、g-fileにいるビショップはそのもう一つのナイトとhのポーンによって簡単に追い返されてしまうのです。
どういうことかというのは実際の記譜を見てもらうのがいいでしょう。



またf5の守りが薄くなってしまい簡単にアウトポストにナイトが入れることもしばしばです。
これは白のBg5も同様で黒はNe7-Ng6からh6を狙えばいいでしょう(e7に行った際f6のナイトが取られるかもしれませんが、オープンのg-fileからのカウンターとNg6からf4
のアウトポストを支配できる黒は十分面白いです)

~Point~
g-fieにビショップを出してもbからくるナイトとhポーンで追い返され、手損する!

次にe-fikeへの展開を考えてみましょう。
一見キングへ直線的に効いているビショップに当てるeへの展開はいいようにみえますが、こちらも実戦を見てもらうのがいいでしょう。


つまりキングへ直線的に効いているビショップを消すことよりもアウトポストを押さえ続けることのほうが大事なのです。
またdポーンを突こうとして出しても白ではc3-Nf3-Qd1の3個も効いていて十分ですしそれよりも、d4を突いたときに弱まるe4をより守る必要があります(Nd2-f1-g3とかで)、また黒もd5はeポーンを弱めるため簡単に突けません。

ではcのビショップはどこに出せばいいのでしょうか?

ここでアウトポストを守る以外の使い方としてアタックの観点が必要ですが、実はこれに関してさっきの田中さんとの試合には続きがあります。


cのビショップはc1にいるだけでc1-h6のダイアゴナルを抑えていて、その中にはf4のナイトにとってのアウトポストやサクリファイスの起点となるh6、たまーに使うg5のピンとビショップの道を止めたりd4を強化するe3マスと全ての重要なマスを睨んでいて、すでに十分な効きをもっているといえるのです。(黒のc8のビショップも同様です)

またこんなタクティクスも良く決まります。


f6のナイトがお留守です的なやつですね

~Point~
cのビショップはcにいるだけでfやhの重要なマスを抑えている!

まあただ黒のBe6-Qd7に対しては少し警戒が必要なので、これについては次回の黒側の指し方を話すときに言及します。

~まとめ~
g4、g5にビショップを出すのはf3、f6のナイトに更なるプレッシャーをかけることができるとき、それ以外だと簡単に追い返されて手損する
eに出さなくてもc-fileにいるだけでfの守りとhへのアタックを兼ね備えていて十分!
・Be6には注意(次回)


次回のVolume5は3/15(土)の更新予定でしたが、カペル帰ってくるのが10日でそのあとすぐ合宿、日吉例会と書ける気がしないので、三週間後の3/22に更新します。
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